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税理士 谷口敏文のblogー決算書は経営の役には立ちません

ひとりの税理士に事務所は必要か?

time 2020/07/14


(2年前、民泊で借りたお家)

よく話題になる、事務所を借りるか自宅でやるか、というお話について。

税理士には事務所が必要です

税理士業を行うためには、事務所が必要です。
税理士法では「ここからここまでは、税理士事務所です」と明示できる場所が必要とされているからです。

税理士はその仕事柄、多くの個人情報などを扱い、守秘義務を負います。
他とは独立したスペースが必要という考え方です。

この「場所」については、例えば事務所を借りてもいいですし、自宅の一部を「ここからここまでは」としてもOKです。

私は独立当初から、事務所を借りています。

「ひとりなら、事務所の家賃がもったいないから、家でやればいいのに」

そんな意見もお聞きしますが、自宅では集中しづらいという、自分の特性からです。
自宅でしっかり仕事をされている方は、たくさんいます。

私が自宅を事務所にしないのは

日本人だし、東京で生まれ育ったせいもあるかもしれません。
「家が広い」「広い家」という感覚がありません。

日本(特に首都圏)は部屋の間取りも各自一部屋、全員が常に家にいることを想定した構造にはなっていないと思います。
日曜日など家族が全員いるときは、家の中はぎゅうぎゅう、そんなイメージしかありません。

自宅マンションも狭くはありません(広くもないです)が、家族全員が常に家にいたら、ちょっと息苦しいです。
かと言って十分なスペースが取れる自宅マンションは、手が出ません。

「ここからここまでは」とするには、広さが足りないです。
自宅を事務所にしないのではなく、できないと言ったほうがいいかもしれませんね。

※事務所の家賃分を今の自宅の家賃に上乗せすれば、できなくもないかもしれません。
ただ、それはほかの問題もあり、ちょっと無理かなと思っています。
(すみません、その理由はここには書きません)

選択肢は常に考えています

東京を出て地方に、という選択肢は常に考えています。
2拠点生活も考えていますが、税理士業界の思考がもう少し柔軟にならないと、やりにくいかもしれません。

東京は日本にありますが、別の国という感じです。
利便性を含めた優位性は、しばらくなくならないと思いますし。

いずれにしても、タイミングを見て、柔軟にやっていこうと思います。

ひとりで独立される方も、あまり「こうあらねばならない」的な発想にならないでいただければ。

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書いてる人

谷口敏文
(税理士 ㈱TKS 代表取締役)

決算書作りに疑問を感じていたとき、戦略MQ会計に出会う。
経営の役に立たない決算書から、経営に役立つMQ会計を広めるべく日々活動中。

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・「MQ会計」「MQ戦略ゲーム」「企業方程式」は、これを考案開発された西順一郎先生の会社、 株式会社 西研究所 の登録商標です。

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