捨てる書類、捨てない書類

不動産を売ったときには、確定申告が必要です。

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決算書のつくり方
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なぜ社長は決算書に興味がないのか?
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カテゴリーは「譲渡所得」。
基本的な計算式は、売った金額 ー(買った金額※+譲渡費用)で、利益が出れば税金がかかります。

個人の場合、不動産の売買はそう頻繁に行うものではありません。
特に親から継いだ家だったり、長年住んだ家だったりすることもあります。

そうすると購入時の書類が、なかったりすることもあります。
(確定申告のご依頼の方に、結構いらっしゃいます)

こちらにも書きましたが、そうすると税金上は不利になります。

捨ててはいけない(特に不動産購入時の資料)

https://www.tt-tax.net/no-poi

しかも売買契約書のほかに、重要事項説明書、媒介(仲介)契約書、権利書、登記簿謄本など。
素人にはどれがどれやらよく分かりません。

いずれにしてもそう多くはない不動産売買。
めんどうでも書類は捨てないようにしましょう。

印鑑を押した書類は重要そうなのでとっておくと思います。
ほかにも、購入したときの売出のチラシやパンフレット、マンション分譲時の分譲価格一覧表もとってきましょう。
(実際に役立てたことがあります)

金額が入っているものは、大事です。
固定資産税・都市計画税の清算書も大事です。

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こちらは会社向けに書いた記事です。

こちらに有利なものは捨てないで!(会社の議事録など)

https://www.tt-tax.net/sutenaide

とにかく、こちらに有利になりそうなものは、保存期限に関係なく、捨てないように。

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【編集後記】

残念ながら私はもうドナーになれないので、こちらでささやかながら。

日本骨髄バンク 募金
https://www.jmdp.or.jp/help_us/