指示書と決まりごと

本の間から出てきた1枚のメモ、そこには・・・

何かの作業指示書です

・だし汁:カップ 1と1/2
・砂糖:小さじ山もり 5杯
・しょう油:大さじ 5
・酒:大さじ 2

・油あげ(5枚)の油抜き後、余分な水分を十分とる
・20分程、含め煮

こらは、おいなりさんの「いなりあげ」の作り方です。
前に誰かに教えてもらって、メモしたものです。

簡単なメモ書きです。

料理をしたことのある人なら、一応作れるでしょう。
でも、一度もしたことのない人には、難解な指示書になります。

・計量の単位がわからない
 1カップって? 小さじって? 大さじって?
・調理方法がわからない
 油抜きって? 含め煮って?

知っているか?知らないか?

知っているか、知らないか。
この差は大きいです。

知識量云々ではありません。
チームなり、組織なりでの、共通言語が統一されていないと、業務があらぬ方向に逝ってしまいます。

「えっ? 大さじ1って、小さじの2倍じゃなかったの?」

できた「いなりあげ」の味は、ぜんぜん違うものに。
食べられればいいですけど、ダメだったらまた1から作り直しです。

ラジオを聞いていたら、ある方の不満が。

リモートワークをしていたら、上司から電話で問い合わせがバンバン。
業務内容の問合せかと思いきや、パソコンやソフトなどの操作方法。
こちらの作業は進まず、上司のパソコン教室・コールセンター状態となり、さんざんだったとか。

また、ある学校では自宅授業になり、リモート授業になった。
ところが、ある先生はパソコンが使えず、リモート授業が満足にできない。
その結果、その先生からはおびただしい量の宿題プリントが出され、生徒は大変。

共通認識、基礎レベルの底上げ。
日頃から積み上げておかないと、いざというときお手上げです。
地道な努力ではありますが、大事なことですね。

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