決算書会計から戦略的会計へ ★ 谷口税理士事務所

決算書は結果、戦略MQ会計・マトリックス会計で戦略的な経営を

経営指標

(写真と本文は関係ありません)

飲食店を経営する著名な経営者が重視する指標に、こんな指標があるそうです。

人時生産性=1日の粗利益÷従業員の1日の総労働時間

これを上げることにより、従業員へ賃金として還元させ、厚遇するために使うといいます。
そしてこの生産性の高い店のよいところをまね、作業効率を上げ、この指標をよくするというものだそうです。
例えばその作業の中で、時間のかかるものを短くできないか、無くせないかと考え、効率化させていというものだそうです。

この指標は割り算ですから、分子(粗利益)を大きくするか、分母(総労働時間)を小さくすることで指標が良くなります。

粗利益は「一般的な会計」では、「売上高ー売上原価」で求めますから、粗利益を大きくするためには、売上を上げるか、原価を下げるかという話になると思います。

また、総労働時間を小さくということは、一般的には、ベテラン=作業効率がよい、新人=作業効率が悪いといえますから、ごく単純に考えれば、ベテランを多く新人を少なくというシフトになるでしょう。

総労働時間を考えなければなりませんから、ランチタイムなど混み合う時とアイドルタイムのシフトも相当な工夫が必要になると思います。
基本的には人員を少なくするか、細切れシフトで対応になるでしょうね。

また、効率よく総労働時間を減らすとすれば、ベテランを多く入れることになるでしょう。
新人研修の時間も取りづらいし、ベテランが多く入れば給料総額も上がります。

さて、ここで疑問がわいてきました。

・その日勤務予定の従業員が風邪で休むと、この生産性が上がるという理解でよいのか?
・例えばこの指標を上げるために、ピーク時は10人で、アイドルタイムは2人のシフトを組んでいたとします。ピーク時は適切な営業ができました。が、たまたまアイドルタイムにたくさんのお客様が来た結果、この指標は上がりましたが、お客様は不満を持って帰りました。
これはどう評価するのでしょうか?


ここで、私は1人のお客さんとして考えてみます。
このお店に行きたいかなー?
うーん、ちょっとな気がしますかな。

★ 社長のための簿記・会計

おいしいもの倶楽部

会計・経理のお話

決算書なんて経営の役に立たない

考え方・ヒント

■ 登録商標について

・「MQ会計」「MQ戦略ゲーム」「企業方程式」は、これを考案開発された西順一郎先生の会社、 株式会社 西研究所 の登録商標です。
      
・P、V、M、Q、PQ、VQ、MQ、F、G は西順一郎先生の著作物です。