光(灯り)を写真にどう取り込むか?

光がいちばん味方してこない時間
(新宿を間に、富士山方向)

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展望室

文京区役所の25階に、展望室があります。
ぐるっとほぼ半円形で、北、東、西方向が見られます。

まぁ、いい眺めです。

一時期改修のため閉まっていましたが、工事も終わり入ることができます。
同じ階にはワクチン接種会場も・・、ありました。

展望室には観光客など、適度に入っていました。

日没、日の出の時間は、写真がおもしろいです。
夕暮れ時とあって、私のようにカメラを持った人がけっこういました。

何を撮ろうかな?

ぼやんと「夕暮れ」といっても、写真にしてみると意外に外れてたりします。
冒頭の写真なんかはそうです。

で、日が暮れてから撮ると、こんな感じです。

スカイツリー方向です。
あたりまえですが、「夜の写真」です。

そんなにおもしろくありません。

光には色があります

光は白色のようで、実はさまざまです。

LEDや蛍光灯はどちらかと言えば、青白っぽい感じ。
電球は赤っぽい色に見えます。
朝日や夕日も、太陽との位置関係で青っぽくなったり、赤みを帯びたり、変化します。

夕日や夕焼けを撮りたい、と思ったときにも、ほかの明かりを入れ込んでみましょう。

冒頭の写真はビルなどに、まだ明かりが付いていませんでした。
そうすると、ビルなどは影絵のようになってしまいます。

そこでビルの明かりが灯るまで待って、撮ってみます。

シルエットの中に明かり(色)と街並みが浮かび上がりました。

さらに明かりを使って、動きにもチャレンジしてみます。
明かりで動きを入れ込んでみます。

(池袋方面を望み、川越街道に明かりの流れを)

灯りの色が混ざっているっていると、温かみ、息吹を感じます。

スカイツリーの写真がつまらなく感じたのは、一見は青白っぽい色で灯りがまとまっており、整然さ、クールな感じになったからでしょう。

用途や目的にもよりますが、どうやって光を味方にするか?
写真の愉しみ方が、増えたような気がします。

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