ためらう、迷う時間は、確実に損をしていると思う

昨日はある研究会に参加してきました。

■ ■ 発売中 ■ ■
決算書のつくり方
kindle版 

なぜ社長は決算書に興味がないのか?
Kindle版

比較検討は大事です

初めてやろうとすること、やったことがないこと、過去に失敗したことがあること。
こういったことをやろうとするとき、調べたり、人に聞いたりしながら判断基準を決めていきます。
ある程度煮詰まってくると、選択肢は絞られてきます。
そして最後は2択になります。

2択と言っても2つあり、この意味は大きく違います。
1つ目の2択は、やるかやらないか。
そして、やるかやらないか、の選択肢も実はさらに別れます。
こんな感じです。

ここでずっと下向きに流れてい判断は、ある意味ゆるぎません。
「やらない」、以上終わりです。
これで完結です。

でも、どこかで上向きの流れ、「やる」の方向になったとします。
すると別の2択が現れます。

AかBか

これがもう1つの選択肢です。
これをやる、という明確な選択肢がある場合、それをすることになるのですが、だいたいはやろうとすることについて選択肢が現れます。
こんな感じです。

「CやDもあるよ」という方はまだ迷いがあります。
最終的にはAかBかになり、さらにAと決めても、Aをやるかやらないかの迷いが出る場合があるのです。

Aと決めたあとにやるかやらないかの迷いが出るのは、その事自体に迷いがあります。
この場合はもう一度、前に戻って考えましょう。

AもBも大差はないです

たいてい、AかBかまでに来ていれば、AでもBでも大して変わりません。
その差も「Aの方が○○円安い」とか「Bには△△サービスが有る」とか、ほとんど好み、感覚的な小さなものです。

ここでためらう、迷うのは時間のムダです。
また、仮に迷った挙げ句Aにしていくらか得しても、迷っている間の時間(の価値)は大損です。

考えずに決めろということではなくて、ある程度煮詰まっているなら、すぐに決断して始める。
まずやって、違った(間違えた)らすぐに直す。
致命傷にならない、すり傷切り傷なら、あとでいくらでも取り返せますので。

以上、体験者がお伝えしました(笑)

ーーー

【編集後記】

昨日はこれから独立される方もいらっしゃって、私のお話なんかも少しはご参考になったようです。
良くも悪くも経験値は持ってますので(笑)