自分の仕事とは、常に向き合っておく


お運びロボット

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なくなる、置きかわる

先日行ったファミレス。
広さの割に従業員が少ないなぁ、と思いました。

「注文はタッチパネルだし、まぁそんなもんか」
と思って注文して料理を待っていました。

なにやら気配を感じて見てみると、従業員(?)はほかにもいました。
配膳のロボットです。
軽快な音楽を鳴らしながら、人をよけ、目的のテーブルへ運んできます。

TVなどで知ってはいましたが、実物を見たのは初めて。
ほどなく私のところにも運ばれてきました。

「青く光るトレイから、お料理を取ってね」
「ごゆっくりお召し上がりくださいにゃん」

とかフレンドリーな声がけの後、去っていきました。

増える、減る

人間の従業員さんは?というと、
レジ、片付けとテーブル拭き、お客さんに呼ばれての対応でした。

コンビニも無人化が進んでいくようですから、早晩レジの仕事は機械になるでしょう。
テーブル拭きも機械化できそうな気がします。

人対人の対応に仕事は絞られていくのでしょう。

でもちょっと考えてみると、
お店に入ってから出るまで、今でも、店員さんと関わることはほぼありません。
そう考えると、無人ファミレスも、そう遠くない現実なのかもしれません。

変わる、変える

世の中って、意外に変わるし、けっこう劇的に変わっていく感じがしています。

「そういえば昔、電話交換手っていう仕事があってね・・」
これが
「そういえば昔、店員っていう仕事があってね・・」

今まで当たり前にあったような仕事も、いつの間にかなくなっていたりします。
その業種に携わる方はけっこういたと思いますが、その方々は仕事を変えることになったのでしょう。

自ら変えられればまだいいですが、変えられてしまう、なくなってしまうと困る方も出てくるでしょう。

「自己責任」というと怒られるかもしれませんが、でも、そうだと思います。
世の中どんどん変化しているわけですから、少なくとも、自分の今の仕事がどうなるかぐらいは、常に向き合って、考えておくべきでしょう。

税理士も消えてなくなる仕事の上位にいますから(汗)、私も常に自問自答しています。

ーーー
【編集後記】
昨日はお客様と電子帳簿保存法、インボイス制度への対応について打ち合わせしました。
多少知っているつもりでしたが、やはり現場ではいろいろなケースがあり、答えに悩む部分もありました。

大まかな方向性を確認し、進めていくことになりました。
準備は早めに取りかかった方がいいですね。

一番のキモは、「方向」だと思います。
(個人の感想です)