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クレジットカード納税(税金のカード払い)

time 2017/02/26

平成28年からクレジットカードによる税金の支払いができるようになりました。

どんな税金が払えるの?

納付が可能な税金は、

・ 申告所得税及び復興特別所得税
・ 消費税及び地方消費税
・ 法人税(連結納税を含む)
・ 地方法人税(連結納税を含む)
・ 相続税
・ 贈与税
・ 源泉所得税及び復興特別所得税
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ほかたくさんあります。

本税に加えて、加算税や延滞税など(附帯税といいます)の納付も可能です。
附帯税のみの納付も可能です。

なお、納税額の内訳(徴収高計算書)が必要な源泉所得税等の納付については、先に e-Taxで徴収高計算書データの送信が必要です。
送信後、メッセージボックスに格納される受信通知から「国税クレジットカードお支払サイト」へアクセスすることで、納付ができます。

都税など地方税もできるようですが、今回は国税について書きます。
確定申告(所得税)を例にします。

納付のしかた

こちらの 国税クレジットカードお支払サイト に行き、支払手続きをします。
用意するものは、パソコンまたはスマホ、申告書の控え、クレジットカードです。

入力する情報は3種類。
利用者情報、納付内容、クレジットカード情報です。

利用者情報

氏名、住所、電話番号、納付先税務署などを入力します。
納付先税務署は、確定申告書の左肩のところに書いてあります。

納付内容

納付税目(何税を払うか?)
課税期間(いつの分の税金を払うか?)
申告区分(確定申告か?予定納税などか?)
本税(今回払う税額)などを入力します。

平成28年分の所得税の確定申告の場合は次のようになります。
納付税目:申告所得税及び復興特別所得税
課税期間:平成28年
申告区分:確定申告
本税:確定申告書のAの方は39番の欄の金額、確定申告書Bの方は47番の金額、「納める税金」のところです。

申告書の区分は、申告書の一番上に書いてあります。

申告書A

申告書B

クレジットカード情報

カード番号や有効期限などを入力します。

こちらに上記の一連の流れの図解があります。

メリット、デメリット、注意点など

メリット

簡単にできる、自宅でできる、24時間できるなどメリットは多いですね。
国も税金は早く確実にほしいですから、利便性は超いいですよね。

税金に限らず「カードで決済した=払った」ということですから、納付の期限内にカード決済を行えば、延滞税等は付きません。

カードによってはポイントが付く場合もあるようです。
分割払いが可能な場合もあります(延滞税等は付きませんが、カード会社の所定の分割手数料がかかります)。
お持ちのカード会社で確認してみてください。

デメリット

・入力がめんどくさい
このシステム自体、現在のところe-taxと紐付いているわけではないようです。
ですので、納付のための情報を自分で入れなければなりません。

税目や年度・金額などを間違えると、カードで決済したにも関わらず「未納」や「不足」となってしまう可能性があります。入力はゆっくり、きちんと行う必要があります。

・手数料がかかる
税金を払うための手数料を負担しなければなりません。
手数料は税額に応じて次のように決まっています。

・領収証は出ない
領収証書が必要な場合は、従来通りの方法で、金融機関や所轄の税務署の窓口で払う必要があります。
クレジット納付の場合払った証拠として、必ず納付完了画面を印刷や画面保存などしておきましょう。

・納税の証明に時間がかかる
すぐに納税の証明が必要な場合は、従来通りの方法(金融機関や所轄の税務署の窓口)で払いましょう。クレジット納付では、納付済の納税証明書の発行が可能となるまで、3週間程度かかる場合もあるそうです。

注意点など

・カードを使って払いますから、カードの利用限度額は確認しておきましょう。
税金が利用限度額を超えていると「支払いができない」可能性も出てきます。

・クレジット納付の場合は、必ず納付完了画面を印刷または画面保存しておきましょう。

・e-taxに紐付いていないようなので、ケースとしては考えにくいですが、申告よりも先に納付をすることもできます。
ですが、まずは申告書を出して、その申告書の控えを見ながら税金を払うようにしましょう。

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