相手の動きを見ながらも、淡々と

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締め切りだけを意識しない

一般的には昨日あたり、あるいは今日あたりで年内の仕事は終了。
そういう会社が多いと思います。

私の場合は一人でやっていますので、特に「今日でおしまい」的なことはしていません。
というか、ここ数年、そういう感じにしてきました。
「締め切り」を意識しすぎないようにしています。

「間に合った!」的な感覚は、一見達成感があるように見えます。
「後半の驚異的な集中力!」とかも、あった方がいいのかもしれません。

でも私は、仕事では必要がないような気がします。
できるだけ「淡々と」進めていくのが、精神的・肉体的にも安定します。

相手の動きを見て、こちらが動く

役所は昨日で終わりで、e-taxなどはメンテナンスというか、年の切り替え作業で止まります。
この時期にe-taxでやっておきたいと思うことがあっても、できません。

エルタックスも、向こうの都合では12月は「通常期」だそうで、土日の稼働は1回もされませんでした。

「なんで12月なのに休日稼働してないんだよー」

そう思う気持ちもあります。
でも、それに文句を言っていても始まりません。

こういう場合は、違うことをします。

相手の動きを見て、こちらの攻め方を変えていく。
その方が、ストレスが溜まらずに済みます。

こちらにも余裕が生まれます。

締め切りを意識しないとうにするためには、始まりを意識する

例えば確定申告は、年明け、役所が始まると、申告が可能になります。
そのへんは税務署はキッチリしています。

もちろん、可能なだけで、1月4日に争って出す必要もありません。

この時期集中する、法定調書や総括表、償却資産の申告書や、いわゆる「ゼロ納付」の納付書も、期日を待つことなく、集計でき次第どんどん出してしまえばいいと思います。
エルタックスではご丁寧に、ご案内も出ています。

前倒ししたからといって、役所から褒められるわけでもないです。
ただ、時間をこちらでコントロールできるという「大きな」メリットはあります。
(役所もシステムダウンとかを回避できます)

少なくとも月末に「事務所でまとめて出す」なんていうスタイルからは、脱却していったほうがいいでしょう。

「淀みなく、なめらかに流していく」
のが、心も体も穏やかに行けますので。