時刻を設定する

忙しくなってくると、ついつい遅くまで仕事をしてしまうことがあります。
「あと1時間・・、あと10分・・」

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決算書のつくり方
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なぜ社長は決算書に興味がないのか?
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「閉店が○○時だから、あのお店に行くのは今度にしよう」
「終電が○○時○○分だから、もう帰らなきゃ」

閉店時間が来れば、お店に入れてもらえません。
終電が行ってしまえば、電車で帰ることはできません。

区切りの時間があると、そこをめがけて行動するようになります。
意識もそうですし、体の動きもコントロールされます。

ただ、これは外部から決められたので、仕方なくそこに合わせざるを得ません。
これが自分が設定した時間だと、ズルズルと伸びてしまう危険性があります。

「17時に帰ろうと決めたけど、気分が乗ってきたから、あと1時間やっていこう」

これには賛否両論、あるようです。

・決めたことは決めたこと、守るべき、という意見と、
・せっかく調子が出てきたんだから、伸ばしてもいいんじゃないの、という意見です。

私は、前者です(前者を心がけています)

確かに、すぐにトップスピードに行けるものもあれば、気乗りしないものもあります。
機械じゃないんだから、ムラがあってもいい(仕方ない)という意見もあるでしょう。

でも、その「ノリ」みたいなものに合わせてしまうと、結果としてムラができてしまいます。
また、そのあとの予定に影響を及ぼしてしまいます。

ここはシビアに、時間で区切る。
どんなことでも、早くトップスピードに持っていけるようにする。
順番などを組み替えてみる。
やらなくてもいいことはやらない。

など、工夫の余地はあると思います。

繁忙期という言葉はキライですが、どうしても物量が増えてしまうこともあります。
こんなときでも工夫して、ペースを守りたいですね。