戦略的会計へ ★ 谷口税理士事務所

税理士 谷口敏文のblogー決算書は経営の役に立ちません

なぜ扶養控除等申告書には、性別欄がないのだろう?

time 2018/12/10

前から思っている疑問点です。

年末調整はサラリーマンの確定申告

年末調整の時期に税務署から送られてくる冊子。
「年末調整のしかた」には次のように書かれています。

<年末調整を行う理由>
一般に給与所得者は、一の勤務先から受ける給与以外に所得がないか、給与以外の所得があってもその 額が少額であるという人がほとんどです。したがって、このような人について、勤務先で年末調整により 税額の精算が済んでしまうということは、確定申告などの手続を行う必要がないこととなるわけですから、 年末調整は非常に大切な手続といえます。

この業界に入って、「年末調整はサラリーマンの確定申告だよ」と先輩から教わりました。
なので、確定申告と同じようにいろいろな事項を記載した書類や証明書を、会社に出すわけです。

申告書なのに、なぜ会社に出すのか?

それは会社を源泉徴収義務者と勝手に指定し、擬似的な税務署としているからです。
タダで税務署の代わりに事務手続きをさせているわけです。
ほんとうにこの仕組みキラいです。

確定申告書と同じでない

年末調整のときの各書類も、扶養控除等申告書、保険料控除申告書など「申告書」となっています。
記入事項も当然ですが、同じです。

しかし、確定申告書にあって、年末調整書類にない項目があります。
それは、本人の性別欄です。

なんで無いんでしょう?


確定申告書には、性別欄があります。

いわゆる業務用ソフトでも、年末調整用ソフトでは、所得者本人の性別を入力しなければなりません。
入れないと、その先の計算をしてくれません。
確定申告書に準じているわけですから、そういう作りになっているのはごく自然だと思います。

ところが扶養控除等申告書には性別欄はありません。

いわゆるキラキラネームといいますか、簡単には読めない名前や性別の判定がつきにくいお名前の方。
ちょっと前までは、お子さんにが多かったんですが、最近はご本人がそういうお名前の方もチラホラ。

本人以外は性別は求められていませんので、お子さんの時はまぁよかったんです。
が、ご本人は原則性別が必要です。

扶養控除等申告書の本人欄にも、性別欄を設けてほしいなぁ。

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【編集後記】

最近行けていなかったスポーツクラブに、昨日は行けました。
案の定、体はゴリゴリに固くなっておりました。
やはり継続して行かにゃなりませんね。

書いてる人

谷口敏文
(税理士 ㈱TKS 代表取締役)

決算書作りに疑問を感じていたとき、戦略MQ会計に出会う。
経営の役に立たない決算書から、経営に役立つMQ会計を広めるべく日々活動中。

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