決算書会計から戦略的会計へ ★ 谷口税理士事務所

決算書は結果、戦略MQ会計・マトリックス会計で戦略的な経営を

売上が増えれば、○○費が増える?

time 2018/10/22

今日も半袖で過ごしてます・・・

分析は過去の検証です

いろいろな考え方であっても、いろいろな手法を用いたとしても、分析というのは事実に基づき、その事実をどう捉えるかということでしかありません。
過去の結果から導き出される比率などは、検証には有効なのかもしれません。

管理会計など多くの場合、過去の数字から、各費用と売上との関係性を見出します。
そこから売上に連動する費用とそうでない費用、つまり変動費と固定費を分けます。
そして、損益分岐点売上高を計算したりするのです。

「来期の目標売上は○○億円、利益目標は○億円!」というように。

ですが、過去の結果はこの先を、未来を考えるには参考程度のものです。
過去の数値がこうだったから、来期は、5年後はこうだとはならないからです。

人件費は固定費か、変動費か

管理会計では議論のあるところです。

「固定費だ」
「変動費だ」
「固定給は固定費だが、残業代は(準)変動費だ」
「来期の売上を増やすためには人員が必要。売上に連動するから変動費だ」

管理会計をされる方は、大体この辺の話しをされます。
MQ会計では人件費は固定費として考えます。販売数量Qに比例しないからです。
人件費は固定費と考えます。

もし「残業代は変動費」だとすると、納期に間に合わせるために月末近くに仕方なく超フル稼働で残業したとき、売上も増えることになります?

来期の売上を増やすために人員(人件費)を増やしても、来期に売上が増えるとは限りません。

MQ会計の考え方

MQ会計の重要な考え方として、シミュレーションできること、未来の計画を立てられることがあります。
会社、社長の理念やビジョンに従って、この先「こうあらねばならない」という計画が立てられることです。

いろいろなケースを想定して、5つの要素の組合せを考え、利益や資金を計画します。
そして決めた計画に従って進んでいくための指針ができあがります。
また、策定した計画と実績は、MQ会計の手法を用いていれば「常に」検証可能であり、さらに軌道修正のためのシミュレーションも可能です。

必要なMQを稼ぎ出すために、期中でも、あといくら広告費が使える、人件費が使えるのかがわかります。
でも、この広告費も人件費も変動費ではありません。
MQを稼ぎ出すための費用なのです。

この感覚はなかなか文章では、わかっていただけないかも知れません。
MG(MQ戦略ゲーム)をぜひ体験されることをおすすめします。

西研究所
http://www.nishiken.jp

決算書なんて経営の役に立たない