記録と記憶(OFF RECORD)

懐かしい、痛みだわ。
でわかる方は、同世代の方ですね。

研修の受講

先日、税務関係の研修を、会場で受けてきました。
税理士会の認定研修に該当する研修です。

コロナの関係もあり、最近の研修はオンライン研修が多いです。
私も基本的に、オンライン研修を受講しています。

研修のパターンはこんな感じです。

1,会場開催(受講者あり、オンラインなし)
2,会場開催(受講者あり、オンラインあり)
3.収録開催(受講者なし、オンラインのみ)
4,配信開催(オンラインのみ)

会場での開催がある場合、入場者は限られます。
会場の収容人数の半分〜1/4ぐらいです。
人気のある講師だと、すぐにいっぱいになってしまいます。

ですが、オンライン(配信)があるものだと人数の制限はないようで、ほぼ間違いなく受講できます。

今回の研修は1の、いわゆる会場でしか受講できないものでした。
興味のある内容だったため、会場受講でしたが申し込みをしました。

なぜ、会場受講しかないのか?

今回受けた研修の講師は、50歳前後の税理士の方。
私は初めて受講する方でした。
おそらくデジタル関係も、大丈夫そうな方でした。

「何で会場受講のみなのかな?」
受講していて、その謎は解けました。

講義で、いわゆる「ここだけの話」的な内容が、けっこう含まれていたのです。
オフ・レコ(OFF RECORD)ですね。

今の御時世、あらゆるところに記録媒体があります。
「壁に耳あり、障子に目あり」どころではありません。
一挙手一投足が、デジタル記録(ON RECORD あるいは ON LINE)となりえます。

ある意味恐ろしいことです。

記録されたものがすべて、世に出回るわけではありません。
でも、記録がなくならない限り、その可能性はゼロにはなりません。

講義の内容は少し違う角度でしたが、同じようなことを示唆するものでもありました。
意図的にそうしたかどうかはわかりませんが、会場受講のみ、の意味がわかったような気がしました。

DXは便利であり、厄介であり

DX(デジタル・トランスフォーメーション)が進みつつあります。
税務・会計の世界でも、少しずつ勢いがつき始めています。

自分の仕事もそうですが、デジタル(ざっくりとした意味です)なしには成り立ちません。
今さらアナログに戻ることは、困難です。

別に変なことはしていませんが、一挙手一投足が記録に残る。

機械などが持つ「記録」は、物理的に残り続けます。
一方で人間(生き物)の「記憶」はやがてあいまいになり、薄れ、消えていきます。

「記録」はいつまでも残り、諸刃の刃となり得ます。
「記憶」はやがてなくなり、平らかになる。

記憶に限ったことではありませんが、
「生き物(自然)の仕組みは、よくできたものなんだなぁ」
とつくづく感じたのでした。

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