損します、ホントに(収入金額と所得金額)

電子化されていくと、誰も見つけてくれなくなります。

間違いのナンバーワンです

年末調整の時期、書類のチェックをしていると、この間違い多いです。
配偶者や扶養親族の「所得」金額の書き誤り。

「奥さん、確か今年は90万円ぐらいって言ってたな」

ということで、配偶者控除の「所得」金額の記入欄に「90万円」と書いてしまう。
これ、間違いですね。

人事総務・経理の方がこの書類を見て、
「○○さん、奥さんは扶養の範囲内なんじゃなかった?
 これだと間違いよ」

なんて言ってくれるうちは、直せます。

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年末調整も電子化の方向です

現場の感覚としては、中小企業はまだまだ電子化は難しいでしょう。
でも、電子化の方向に進んでいることは事実で、やがて紙はなくなっていくでしょう。

これは従業員の方にとっても、会社側(特に人事総務・経理関係の方)も、喜べるものだと思います。

そうすると、人の目によるチェックが入らなくなります。
形式上あっていれば、そのまま(間違ったまま)進んでしまいます。

ただ、現状は政府のやり方のまずさもあり、「マイナンバーカードが・・・」と不信感、反発です。
ずれ込んでしまいます。

なのでやっぱり、しばらくは紙の処理、手作業に近い処理が残りそうです。

とりあえず、収入>所得を理解しておく

税法の言葉はわかりにくいです。
でも分からないからと、テキトーにやってしまうと損します。

間違えた金額で書かれた書類であっても、その金額が有効な数字であるなら、税務ソフトやe-taxなどのシステムではエラーになりません。

もし間違えて、その結果控除額が少なくなったとしても、有効値が入っていればそのままの可能性も高いです。

間違えないためには、用紙の裏側や、国税庁のHPなどできちんと理解しましょう。
それが一番の自衛策です。

多くの場合は「収入>所得」です。

パート「収入」103万円の方の「所得」は、48万円です。
103万円 > 48万円 、「収入>所得」です。

「所得」欄に金額を書く前に、103万円と書く前に、「収入>所得」を思い出してください。

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最終的には、配偶者や扶養親族の所得データも自動的に取り込まれ、この手の間違いも無くなるとは思います。
そして、年末調整自体が無くなるはずです。(そうしないと電子化の意味がないですね)