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税理士 谷口敏文のblogー決算書は経営の役に立ちません

売上が上がっても、回収しなければ

time 2016/09/09

現在では一般的な掛け取引。
いくら売上が上がっても、回収しなければ手元のお金は増えません。

毎月500万円売り上げていても、1円も回収しなければ、決算書の売掛金(残高)は6000万円。
手元のお金は1円も増えません。
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例えば、2ヶ月遅れで現金回収していれば、決算時の売掛金(残高)は1000万円となります。
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「そんなことぐらい、分かってるよ」

では、質問です。

売掛金の前期繰越はゼロ円、掛け売上は毎月500万円で、当期は6000万円。
決算時の売掛金(残高)は1000万円でした。
では、今期現金はいくら増えたでしょう。

前期繰越がゼロで、当期の増加が6000万円、期末に1000万円残っているから・・
5000万円じゃないの?

でも、
・手形で代金回収しているかも
・買掛金と相殺しているかも
・返品や値引きがあるかも ・・

そうなんです。
取引の状況を見てみないとわからないんです。
答えは「売掛金の帳簿(会計恒等式)を見なければ、わからない」んです。

手形で代金回収したり、返品があったりすると、売掛金の帳簿はこんな感じ・・・
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ちょっと極端ですけど、この場合、
売掛金は減ってますけど、お金は1円も入ってきていません。
単に前期と当期の決算書を並べて比較しただけでは、こういうことは分からないんです。

仕訳と帳簿(会計恒等式)が重要なんです。

>>(つづく)

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書いてる人

谷口敏文
(税理士 ㈱TKS 代表取締役)

決算書作りに疑問を感じていたとき、戦略MQ会計に出会う。
経営の役に立たない決算書から、経営に役立つMQ会計を広めるべく日々活動中。

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