売掛金が減るということは

売掛金が減るということは「お金が入ってくることだ」
そう思うのが普通の感覚でしょう。

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ですが、前回にも書いたように、いろいろな理由で売掛金は減ります。

・手形で代金回収しているかも
・買掛金と相殺しているかも
・返品や値引きがあるかも ・・

ひょっとしたら、仕訳(記録)を間違えているかもしれません。

・手形で回収していたら、手形がいつお金になるのか、
・買掛金と相殺していたら、経理が二重に払わないように、
・返品や値引きがあったら、なぜ返品や値引きがあったのか、
・仕訳を間違えていたら、単なる間違いなのか、他の仕訳に影響しないのか、

取引から想定される影響も、知っておく必要があります。

売掛金が減っている=お金が入ってきている

とは限らないことを、ぜひ認識しておいてくださいね。

>>(つづく)

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