わかりにくい入門書

「よくわかる○○」
「スラスラわかる○○」
「やさしい○○」

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決算書のつくり方
kindle版 

なぜ社長は決算書に興味がないのか?
Kindle版

いわゆる入門書と言われる書籍には、このようなタイトルが付きます。
私も何かを学ぶとき、この手の本を何冊か買って読んだりします。

この手の本はだいたい2種類に分かれますが、結構残念な本が多いです。
とくに技術とか、専門的なもの。
知識のオンパレードになっているだけで、全体像がイメージできない。

1つ1つはとても丁寧に解説されていて、カラーで、図もたくさんあるのに、それが全体のどの部分で、他とどうつながっているのか。
これが全然見えてこないんです。
そしてだいたい、必要度合いというか、強弱がはっきりしません。

「○○をこうすると、△△になります!」

そう書いてあるんだけど、それは必須なのか、オプションなのか。
幹なのか枝葉なのか、入門者はわかってません。

結果消化不良を起こし、その本はゴミ箱行きになってしまいます。

入門者には、学ぼうとしていることは粘土の塊です。
粘土でキリンを作るのに、いきなり尻尾やヒヅメの解説をされても困ります。

「キリンは首と足の長い動物で、四足で、尻尾が生えています。」

全体像をイメージしてから、「たてがみがあるよ」とか「耳はこんな形」といった方がわかりやすいです。

入門書を書くって、簡単なようでむつかしいです。

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コペンハーゲン空港の回転寿司のチラシ。

座って、取って、食って、払え。

これ究極ですね(笑)