写っているもの、いないもの

ポケットに入らない方のカメラ by GRⅢ

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カメラをいつも持ち歩く

カメラはいつも持ち歩いています。
スマホではない、写真機の方です。

可能な限り冒頭の写真機(一番のお気に入りカメラ)を持っていきます。
ただ、ポケットには入らないので、無理な場合はポケットに入るカメラ↓で行きます。

写真はもちろん写真以外のことも学ばせてもらっている、幡野広志さんの新刊が出ました。
さっそく買って読んでみました。

ポケットにカメラをいれて (一般書) 単行本 – 2025/5/21幡野 広志 (著)

ある程度予想はしていましたが、個人的にはとても共感できる内容でした。
「うんうん、そうそう」という感じ。

いい本が1冊増えました。

写真以外、写っているもの以外

写真を撮ると、そこになにか写っています。
親しい人だったり、好きなものだったり、感動したものだったり。

でもそれはごく一部、100分の1、1万分の1であって、そこに写らなかったものはたくさんあります。

それはその場にいて、シャッターを切った自分にしかわからない。
そしてその1を見れば、その周りの99、あるいは9999が蘇ります。

99、あるいは9999が鮮明に蘇る写真が自分にとってはいい写真で、50とか5000しか蘇らない写真はイマイチな写真だと思ってます。

いかに9999に近づけていくか。
自分にとっては、それが写真の醍醐味です。

なぜそれを選んだか

また、100分の1、1万分の1を撮るわけですが、なぜそれを選んだか。
これも大切にしています。

それは写真に限らず、どんなことでも、それを選んだ理由があります。
逆に言うなら、100あるうちの残りの99をなぜ選ばなかったのかの理由も。

お昼ごはんを食べに行って、なぜラーメンじゃなくてカレーを食べたのか。
意識していないかもしれませんが、必ず理由があります。

経営者は会社を代表して、意思決定をしています。

その理由があいまいなことは、比較的少ないと思います。
直感であっても、その直感が出てくる理由があります。

もしそれがデタラメ(になってきている)なら、もう一線から退いたほうがいいでしょう。
意思決定とその理由も意識することが、経営者には必要だと思うからです。

「なぜそれを選んだか」は、とても大事なことだと思います。

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