お気に入りに出会おう

お気に入りのカップ by Zf

■ ■ 発売中 ■ ■
決算書のつくり方
kindle版 

なぜ社長は決算書に興味がないのか?
Kindle版

器はどれでも同じ?

どんなコーヒーカップで飲んでも、中身が同じなら同じ味がする。
確かにそうかも知れません。

でも、その味の成分みたいなものが同じだったとしても、それ以外で味わう部分、とくにその器の形や触感、気持ちの高揚感とかは、器によって違います。

味わいは味覚だけでない、他の感覚を総動員して楽しむもの。
私はそちらを重視したい派です。

道具はちょっと違うかも

「弘法筆を選ばず」

真に技術のある人は、道具の種類などにこだわらず、どのような状況でも優れた働きができるということわざです。

これも一理あるなと思います。

でも、やっぱり弘法だって、気に入った筆で書いたほうが、気分良く、より上手に書くことができるはずです。

私も仕事の場合は特にそうで、気に入らない機材を使うと効率が落ちます。
気に入らない機材は手入れも疎かになるので、さらに使い勝手が悪くなります。

道具は気に入ったものを、手入れして使う。
これがいいと思います。

気に入ったものに出会うには

自分が使うもの全般に言えると思いますが、やはり気に入ったものを使うのがいいです。
じっくり吟味して、「これ」というものを手に入れたいです。

ただ、買うものすべてが「当たり」とも限りません。
そういうときは、とにかく早く手放すのが良いです。

・まだ使える
・そのうちまた気に入る
・もったいない
・誰かにあげよう、売ろう

一旦手にしたけど合わなかったものにとらわれるのは、それを購入した金額以上に、時間や気持ちという「価値あるもの」を失うことになります。

ここでエイヤとできるようになれば、だんだん買うときの見極め精度が上がります。
お気に入りのものに出会えるようになります。

ーーー