決められた手順どおりに、素直に


(マトリックス会計表)

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決算書のつくり方
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なぜ社長は決算書に興味がないのか?
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MG(MQ戦略ゲーム)に行ってきました

先週、MG(MQ戦略ゲーム)研修を受けてきました。

MGは、プレーヤー1人1人が社長となり、会社の模擬経営を行います。
材料を仕入れて、作って、売って、記帳して、決算をする。
全部1人で行います。

そのゲームで行う決算では、マトリックス会計表というものを使います。
普段見慣れている、いわゆる財務会計の決算書とは違います。

ですが、簿記も知らない全くの初心者でも、1時間で決算ができるように考えられています。

決算は楽しい

MGには必ずと行っていいほど、初参加の方がいます。
あるいは普段は経理や決算とは全く関係のない、例えば製造部門の方なども参加されます。
また、MGは初めてだが、税理士やコンサルタントなど、財務会計の決算書には慣れている方もいます。

こんな面々が参加する中、決算が始まると初心者は必ず2つのタイプに分かれます。
スムーズに決算を終えられる方と、いつまでたっても終わらない方。
この違いは、実はちょっとしたところにあります。

私は少しばかりMGの経験があります。
なので初心者の方、特に税理士など会計に詳しい方がどのように決算をするかがいつも楽しみです。

なぜ差が出るか

マトリックス会計表は、普通あまりお目にかかることはないでしょう。
「これは何?」と思うのが普通です。
ではそういうとき、どうしたらいいか?

・インストラクターの説明をよく聞く
・決められた手順通りに進める
・わからないことは手を上げて聞く

この3つを守れば、スムーズに決算は終わります。

会計に詳しい方ほど、固定概念、既成観念が強いです。
思い込みで勝手なことをし始めます。
説明もロクに聞かず、手順通りに行いません。

素直じゃないんですね。

結果として数字が合わなくなり、何回もやり直しとなります。
(かくいう私も初めてMGに行ったときは43人中43番(ビリ)、素直じゃなかったですねー)

経験を積むと、人は往々にして横着になります。
ですが、素直さを忘れずに、ことに向き合うことは大切なことです。
MG(MQ戦略ゲーム)をすると、いつも気付かされます。

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