なんて書いてあるんだ・・(汗) by Zf
会話をするには言葉が必要
会話をするには言葉が必要です。
共通の言葉です。
日本語で「こんにちは」と言えば、日本人には(たぶん)通じます。
日本語を知っている外国人の方にも通じます。
「こんにちは」とはあいさつの言葉で、日中にあったときに使う・・
というように、意味を理解し、その言葉に対して「今日は暑いですね」といった会話が続いていきます。
何語で、どんな事を言っている(書いてある)がわかると、その先に進みます。
冒頭の写真は、先日泊まったホテルの室内の案内です。
もしこの写真のままなら、何が書いてあるか分かりませんでした。

実際の案内はこうなっていました。
禁煙のマークと、英語で「禁煙です」と書かれていましたので、大丈夫でした。
言葉をそろえるには
イタリアでレストランに行きます。
ここでも言葉をそろえることを感じました。
最初にイタリア語で「Buongiorno」(こんにちは)と声をかけたとします。
そこで次の言葉をどう発するかで、店員さんの対応が変わります。
それまで店員さんは「こいつは何語を話すのか?」という状態です。
そこで私がイタリア語でペラペラ話し出せば、イタリア語の会話が成立。
英語で話し出せば、英語で対応してくれます。
日本語で話したら、「こいつは何人じゃ?」となるでしょう。
私の場合、見てくれは東洋人、アジア人。
イタリア人からしたら、日本人、韓国人、中国人あたりは区別できません。
日本人も多くは西洋人がイタリア人なのかイギリス人なのかスペイン人か、区別ができません。
しかも、基本みんな母国語が違います。
英語であればなんとか通じるかも、という感じでしょう。
これから「◯◯語で話しましょう」みたいな合図が必要なわけです。
誰でも同じことができるように
コンピュータのプログラムなども、最初に定義が書かれて、それから具体的な記述がされます。
Dim ws As Worksheet
Dim summarySheet As Worksheet
Dim targetCell As Range
Dim rowNum As Long
もしここがおろそかだと、途中で定義を追加したり、回りくどい言い回しになったり、あるいはバグになってしまうわけです。
会社の仕事などもそうで、既にいる人には当たり前の事項であっても、新人にはチンプンカンプンなことも多いです。
先輩が「トンカチ持ってきて」といっても、
・トンカチとはなにか?
・どんなトンカチ?(サイズ、色、用途など)
・トンカチはどこにある?
もしこういったコトが共通の認識になっていないと、トンカチは先輩のもとに届きません。
借方って?貸方って?
これも認識が間違っていると、逆に記入したりして、合いません。
その間違いに気づかなかったり、間違いを探すために余計な時間を使ったり。
こういうムダな時間を減らすことは、実は生産性や利益を上げる大事な要素であるわけです。
「もう一度やり直し」
ほど時間も利益も奪っていくものはありません。
ここに気がついていない経営者は、意外に多いです。
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イタリア語は、あまり外国人には馴染みがないのでしょうか。
いたるところに英語が併記されていました。

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