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税理士 谷口敏文のblogー決算書は経営の役には立ちません

この形がデフォルトになってほしい(マイナス表記、残高は上)

time 2020/08/27

新しいデフォルトを期待したいです。

現在の通帳(電子を含む)のデフォルトは

現在の通帳は、こんな風に表記されます。

日付、摘要、出金、入金、残高 と並んでいます。
いわゆる簿記の預金勘定とは、入金と出金が逆です。

これにはちゃんと理由があります。
この「通帳」というものは、もともと「銀行の帳簿の写し」だったからです。

私たちの「口座にお金が入ってきた」ということは、銀行にとっては「銀行のお金がお客さんの通帳へ行ってしまった」と考えます。
だから、通帳の入金欄は、銀行から見れば出金欄なのです。

でも、そのために通帳の表記を逆にすることはしませんでした。
今でこそデジタルでできますが、昔は手書き。
書き間違いのもとですから。

なので、タイトルを書き直して、出金、入金となったわけです。

これをデフォルトにしてほしい

これは、住信SBIネット銀行の入出金・残高の画面です。
いわゆる通帳と同じ内容を表記しています。

まず、「今いくらの残高があるか」が表示されます。
その下に、時系列で取引情報が並びます。
新しいものが上、古いものが下、です。
そして、入金には「+」マーク、出金には「ー(マイナス)」が付いています。

ひと目で状況がわかります。

ぜひこれをデフォルトにしてほしいです。

Excelはワープロとして使わない

通帳のデータをExcel(Spreadsheet)で作ってみるとわかります。
普通の通帳の形式、帳簿形式で作ろうとすると、A1+B2-B3=B4、みたいな算式を表に入れて作りがちです。

Excelを「表計算ソフト」と認識しているからです。
Excelが得意な、集計、並び替え、検索は、Excelにやってもらえばいいです。

Excelの使い方、視点を変えるとすごくラクになります。
こちらの記事も見てみてください。

・マイナス表記という視点

・合計はどこに置く?

・ワープロではなく、データソフトとして使う(Excel ピボット)

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おいしいもの倶楽部

書いてる人

谷口敏文
(税理士 ㈱Polku 代表取締役)

決算書作りに疑問を感じていたとき、戦略MQ会計に出会う。
経営の役に立たない決算書から、経営に役立つMQ会計を広めるべく日々活動中。

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・「MQ会計」「MQ戦略ゲーム」「企業方程式」は、これを考案開発された西順一郎先生の会社、 株式会社 西研究所 の登録商標です。

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